ギシギシ (タデ科ギシギシ属)【羊蹄】
(Rumex japonicus)
全国の水田周りや野原や路傍に見られる在来種の雑草で、「スイバ」に似ていますがスイバのように赤くならず初夏には鮮やかな黄緑色の花序を高く立てます。
同様のものでも、最近では公園や空き地では「ナガバギシギシ」や「エゾノギシギシ」などの帰化植物が多く見られるようになっています。
在来種のギシギシは上部の葉は綺麗な長楕円形で、下部の葉は少し波打ちます。
花序の内花被片には卵型の瘤体があり、内花被片には網目模様があり縁に鋸歯があります。
最近では外来種との雑種もあるようです。