ヒメミズワラビ

ヒメミズワラビ (シダ植物イノモトソウ科ミズワラビ属)【姫水蕨】
Ceratopteris gaudichaudii var. vulgaris

ヒメミズワラビ

2024/10/01 狭山丘陵

水田や沼などに生育する水性・湿性のシダ植物です。

南東北から奄美まで分布し、沖縄のものは同属の南方系母種「ミズワラビ」とされています。

明るい黄緑色の柔らかい草質で、栄養葉と胞子葉の形状が異なります。

栄養葉は2-3回羽状に切れ込んだ平たいもので、「ヨモギ」の葉のような感じです。

胞子葉は1-3回雑然とした感じで分かれ、裏面に反り返った溝沿いにソーラスをつけます。

草長は数cmから40cm近くまで、極端に変異が激しいようです。

一年草なので、除草剤などの影響を受けやすく、水田や湿地の減少もあって各地で絶滅危惧指定されています。

東京都:絶滅危惧ⅠA類 (CR)

ヒメミズワラビ

2024/10/01 狭山丘陵

ヒメミズワラビ

2024/10/01 狭山丘陵

ヒメミズワラビ

2024/10/01 狭山丘陵

ヒメミズワラビ

2024/10/01 狭山丘陵


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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