クラマゴケ (シダ植物イワヒバ科)(ヒカゲノカズラ植物門)【鞍馬苔】
(Selaginella remotifolia)
「コケ」という名がついていて苔のように細かいですが、広義のシダ植物です。
シダ植物といっても、正確にはより原始的なヒカゲノカズラ植物に属するものです。
湿った林下に匍匐して生え、主茎から多くの側枝を出し細かい葉がびっしり並びます。
同類の「タチクラマゴケ」はよく似ていますが側枝が垂直に立ち上がります。
また、類似の「コンテリクラマゴケ」は園芸用に輸入された外来種です。
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