カセンソウ

カセンソウ (キク科オグルマ属)【歌仙草】
Inula salicina var. asiatica

カセンソウ

2023/08/09 鹿沢高原

秋口の日向に目立つ濃黄色の花。

同属の「オグルマ」にとてもよく似ていて、花のアップではほぼ区別がつきません。

オグルマよりも背が高く、腰丈ぐらいになり、普通茎先に一個づつ上向きに頭花をつけます。

総苞は半球形で、総苞片はやや幅広でへら状楕円形でほぼ同じ長さ、総苞の下部に苞葉がつきます。

総苞片の縁に密に短毛があり、葉の裏面の葉脈は隆起して目立ちます。

「オグルマ」や「ミズギク」に比べると舌状花の並びがやや乱れる傾向があるようです。

全国の日当たりのよい水辺や湿地草原に生育しますが、オグルマよりも乾いた場所に生えます。

東京都:絶滅危惧ⅠA類(CR)
関西の多くの府県で絶滅危惧指定。

カセンソウ

2023/08/09 鹿沢高原

カセンソウ

2023/08/09 鹿沢高原


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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