オッタチカタバミ (カタバミ科カタバミ属)【おっ立ち片喰】
(Oxalis dillenii)
終戦後に進駐軍とともにやってきたといわれる、北アメリカ原産の帰化植物です。
とはいえ、在来の「カタバミ」や「タチカタバミ」とたいへん似ているので一般には区別されていないことが多いようです。
いわゆる、道や畑の雑草なので誰でも眼にしていながら特に注目されることもない存在ですが、確かに春や初夏の風景ではあります。
葉柄の付け根の托葉がはっきりせず、上向きの白い毛が多いとされています。
タチカタバミと紛らわしいのですが、オッタチカタバミは花後の果実の柄が下垂する点が違うそうです。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】