コサギ (サギ科)【小鷺】
(Egretta garzetta)
いわゆる「白鷺」の代表で、東京近辺でもいちばん普通に見られる親しみあるサギです。
白鷺と俗称される鷺には、「コサギ」、「チュウサギ」、「ダイサギ」があり、「大中小」と安易なネーミングをしたもんだとも思いますが、まあ確かに名前は分かりやすいですね。
ところが、これらは見かける季節によって見かけが変わることがあって、遠くから見ると大きさも分かりにくく、意外と区別できない場合があります。
しかし、冬のコサギは分かりやすく、すなわち黒いくちばしと黄色い足指が確認できればコサギです。
「チュウサギ」「ダイサギ」は、冬には黄色いくちばしになっているので一目瞭然。
ただし、夏毛のシーズンには「チュウサギ」「ダイサギ」も黒いくちばしとなり、その移行期もあります。
その場合でもコサギの足指は一年中黄色く、「チュウサギ」「ダイサギ」は一年中黒いので、足先が見えればコサギは判ります。
浅い水中で足先を震わせながら引きずり、小魚などを追い立てて歩く様子が見ていて面白いですね。
ダイサギ、アオサギ、コサギ、カワウ 2022/01/31 清瀬市[/captioきy小