石神井公園

3月

イカル

イカル (アトリ科)【鵤】 (Eophona personata) 黄色く太いくちばしと黒覆面が特徴のイカルは、ほぼ全国に生息し何処にでもいるようなのですが、その割には見かける機会が少ないようです。 おそらく樹木の上の方にいることが多くあま...
野山の植物

ミズキ

ミズキ (ミズキ科ミズキ属)【水木】 (Cornus controversa) 日本全国に分布し、公園や植栽にも多いポピュラーな樹木です。 階段状に盛り上がる花序が豪勢なのですが、花色が地味なのであまり特別な話題には出てこない感じです。 葉...
野山の植物

ミツガシワ

ミツガシワ (ミツガシワ科ミツガシワ属)【三槲】 (Menyanthes trifoliata) 亜寒帯や高い山の湿原や沼に生える抽水植物で、地下茎で群生になります。 特徴的な3小葉が水面から突き出し、柏の葉に似ることから名付けられています...
野山の植物

サワフジバカマ

サワフジバカマ (キク科ヒヨドリバナ属)【沢藤袴】 (Eupatorium x arakianum) 「フジバカマ」および「サワヒヨドリ」によく似ており、フジバカマとサワヒヨドリとの交雑種から作られた園芸種の野生化といわれています。 フジバ...
野山の植物

アレチヌスビトハギ

アレチヌスビトハギ (マメ科ヌスビトハギ属)【荒れ地盗人萩】 (Desmodium paniculatum) 「ヌスビトハギ」の名がついていますが、普通の「ヌスビトハギ」より大きな淡紅色の花を咲かせます。 花は柄の先に咲き、旗弁に淡い黄緑色...
野山の植物

センダン

センダン (センダン科センダン属)【栴檀】 (Melia azedarach) 「栴檀は双葉より芳し」と言われるセンダンですが、この諺は実際には白檀のことのようです。 センダン科は、マホガニーの木などを含む数百種の科ですが、日本に自生するの...
1月

カイツブリ

カイツブリ (カイツブリ科カイツブリ属)【鳰】 (Tachybaptus ruficollis) カモ類と比べるとかなり小型の水鳥で、池などで鴨と一緒にいると、鴨の子供かと思ってしまいますが全くの別種。 渡りをしない留鳥で、ほとんど陸に上が...
1月

カワセミ

カワセミ (カワセミ科)【翡翠】 (Alcedo atthis) 以前の経済成長時代にはほとんど幻の鳥でしたが、都市周辺の公園や池などの水質が改善し環境保護が進んだおかげで、東京周辺や都内などでもだいぶ見られるようになってきています。 留鳥...
1月

カワウ

カワウ (ウ科)【河鵜】 (Phalacrocorax carbo) 主に河川に住む鵜で、「ウミウ」よりもやや小型です。 河鵜といっても、海沿いにも多く生息します。 1970年代には、繁殖地や生息地が少なくなり、かなり個体数が減少したようで...
12月

カルガモ

カルガモ (カモ科マガモ属)【軽鴨】 (Anas zonorhyncha) 都市近郊や街中で一番見かける鴨で、留鳥であり季節移動があまりないので眼にする機会が多いようです。 都市環境に適応しているせいか、都心の公園や庭園で繁殖し、子供を連れ...
1月

オオバン

オオバン (クイナ科)【大鷭】 (Fulica atra) 各種カモ達に混ざって泳いでいますが、これはクイナ科ということでカモよりツルに近い仲間。 全身真っ黒で嘴とそれに繋がる額が白で、よくみると淡いピンク色です。 眼が赤~褐色です。 雌雄...
3月

キンクロハジロ

キンクロハジロ (カモ科)【金黒羽白】 (Aythya fuligula) シンプルな羽色の鴨で、シベリアなどから越冬のためにやって来る冬鳥です。 繁殖期のオスは黒いボディに白い羽根、灰色の嘴と黄色い眼が特徴で、よく見ると頭は紫や緑がかった...
野山の植物

クモノスシダ

クモノスシダ (シダ植物チャセンシダ科)【蜘蛛の巣羊歯】 (Asplenium ruprechtii) 細長い単葉の葉をひょひょろと伸ばし、着地した先端から新しい芽を出す栄養生殖が特徴的な、ユニークな羊歯です。 山地の岩上に生育し、とくに石...
3月

アオサギ

アオサギ (サギ科アオサギ属)【蒼鷺】 (Ardea cinerea) サギ類の中でも「コサギ」や「ダイサギ」などのいわゆる白鷺に比べると、遥かに野性味や迫力を感じるのは色合いのせいでしょうか。 川の中で魚を狙ってピクリとも動かず立っている...
野山の植物

チヂミザサ

チヂミザサ (イネ科チヂミザサ属)【縮み笹】 (Oplismenus undulatifolius)  別名:コチヂミザサ(Oplismenus undulatifolius var. undulatifolius f. japonicus...
1月

オナガガモ

オナガガモ (カモ科)【尾長鴨】 (学名:Anas acuta) 「マガモ」と同属で似た感じですが、雄の頭がこげ茶色で、嘴の側面が青灰色で、胴体の羽根が美しい細かい縞模様となります。 マガモよりやや大きく、尾が長く伸びます。 雌はマガモの雌...
9月

シロバナサクラタデ

シロバナサクラタデ (タデ科イヌタデ属)【白花桜蓼】 (Persicaria japonica) 「サクラタデ」の白花というだけかと思っていましたが、別種の花です。 比べると個々の花が小さく、花序もややまばらで弱々しい感じがします。 雌雄異...
1月

コサギ

コサギ (サギ科)【小鷺】 (Egretta garzetta) いわゆる「白鷺」の代表で、東京近辺でもいちばん普通に見られる親しみあるサギです。 白鷺と俗称される鷺には、「コサギ」、「チュウサギ」、「ダイサギ」があり、「大中小」と安易なネ...
9月

カラスノゴマ

カラスノゴマ (APG:アオイ科カラスノゴマ属)(旧シナノキ科)【烏の胡麻】 (Corchoropsis crenata) 関東以西の分布で林縁や畑まわりなどに生える雑草ですが、秋口に黄色い花はけっこう目立ちます。 季節的にも遠目には花の感...
野山の植物

サクラタデ

サクラタデ (タデ科イヌタデ属)【桜蓼】 (Persicaria conspicua) その名に違わず、とても綺麗な桜色の花を咲かせます。 日本のタデ属の中でもっとも大きい花とされていますが、それでもタデですからとても小さな花です。 雌雄異...
12月

ヒヨドリジョウゴ

ヒヨドリジョウゴ (ナス科ナス属)【鵯上戸】 (Solanum lyratum) 「イヌホウズキ」などにもちょっと似た、ナス科の花ですが、もっと小さく花弁が完全にそっくり返っている点が違います。 また、よく見ると白い花弁の付け根に鮮やかな緑...
6月

コウホネ

コウホネ (スイレン科コウホネ属)【河骨】 (Nuphar japonica) スイレンなどに比べると、なんとも地味な花ですが、夏の陽の中で水面に映える色ではあります。 また、スイレンなどと比べると厚手でつやがあるスコップ型の葉が特徴です。...
9月

ラクウショウ

ラクウショウ (ヒノキ科ヌマスギ属)【落羽松】 (学名:Taxodium distichum)  別名:ヌマスギ(沼杉) 北アメリカ原産の針葉樹で、公園などに移植されています。 もともと、湿地の植物で半分冠水したような水辺に生え、呼吸のため...
野山の植物

ホウチャクソウ

ホウチャクソウ (APG:イヌサフラン科チゴユリ属)(ユリ科)【宝鐸草】 (Disporum sessile) 「アマドコロ」や「ナルコユリ」とよく似ていますが、それらより大柄な印象があり、何よりも茎が分岐する点が違います。 そのため、群生...
野山の植物

ナンバンギセル

ナンバンギセル (ハマウツボ科ナンバンギセル属)【南蛮煙管】 (Aeginetia indica) ススキなどの根元に寄生している寄生植物です。 「ギンリョウソウ」などにも似た寄生植物で、「ヤセウツボ」などと同科とはいえ、花がピンク系でなか...
9月

ツリフネソウ

ツリフネソウ (ツリフネソウ科ツリフネソウ属)【釣船草、吊舟草】 (学名: Impatiens textori) 別名:ムラサキツリフネ たいへんユニークな花ながら、わりと身近に何処にでも有るというつもりでいましたが、東京を含め幾つかの県で...