高山植物 コバノコゴメグサ コバノコゴメグサ (ゴマノハグサ科)(APG:ハマウツボ科)【小葉の小米草】(Euphrasia matsumurae)別名:ヒメコゴメグサコゴメグサ類は地域の変種も多く、その分類は難しいようですが、南アルプスではほぼ「コバノコゴメグサ」だ... 2017.08.31 8月ゴマノハグサ科ハマウツボ科夏高山植物
高山植物 タカネヒゴタイ タカネヒゴタイ (キク科トウヒレン属)【高嶺平江帯】(学名:Saussurea triptera var. minor)アザミの地味な小型版みたいですが、よく見ると面白い花です。「ヤハズヒゴタイ」の高山型とのことで、標高の高い岩場やガレっぽ... 2023.09.23 8月キク科夏高山植物
6月 オククルマムグラ オククルマムグラ (APG:アカネ科ヤエムグラ属)【奥車葎】(Galium trifloriforme)「ヤエムグラ」は低地の雑草ですが、これは山地や亜高山に多く、湿ったところに生えます。6枚の葉が見事に輪生で面白いですね。実際には対生の2... 2022.06.14 6月8月アカネ科夏山岳の植物
7月 ヤナギラン ヤナギラン (アカバナ科ヤナギラン属)【柳蘭】(Chamerion angustifolium)亜高山近くの夏のスキー場などによく見られ、これは高山植物というより高原の花ですね。花の華やかさと、咲いている場所が開けて明るいところなので、いか... 2023.02.23 7月8月アカバナ科夏山岳の植物
山岳の植物 セリバシオガマ セリバシオガマ (APG:ハマウツボ科シオガマギク属)(ゴマノハグサ科)【芹葉塩竈】(Pedicularis keiskei)亜高山の薄暗い針葉樹林の下草として、すごく地味に咲いています。花の構造がどうなっているのかどうにもよく判りません。... 2023.02.23 8月ゴマノハグサ科ハマウツボ科夏山岳の植物
高山植物 ミヤマアキノキリンソウ ミヤマアキノキリンソウ (キク科アキノキリンソウ属)【深山秋の麒麟草】(Solidago virgaurea subsp. leiocarpa)8月の仙丈岳周辺では、全山どこにでも咲いている感じで、かなり多く見かける花でした。「秋の」という... 2023.02.23 10月7月8月キク科夏大雪山秋高山植物
高山植物 ヨツバシオガマ ヨツバシオガマ (APG:ハマウツボ科シオガマギク属)(ゴマノハグサ科)【四葉塩釜】(Pedicularis japonica)特徴的な葉が4枚輪生することから「ヨツバ」と言われますが実際には3枚のことも多いようです。茎の先端に花序をつけ、... 2024.01.16 7月8月ゴマノハグサ科ハマウツボ科夏高山植物
3月 ウグイスカグラ ウグイスカグラ (スイカズラ科スイカズラ属)【鶯神楽】(Lonicera gracilipes var. glabra)まだ冬枯れの雑木林のなか、たいへん早い時期にあちこちにたくさん咲いています。個々の花はなかなか綺麗なのですが、くすんだピ... 2025.04.01 2月3月4月5月スイカズラ科春樹木野山の植物
野山の植物 シロオニタケ シロオニタケ (テングタケ科)【白鬼茸】(Amanita virgineoides)東村山・八国山を散歩したら、雑木林の中にすごく目立つキノコが!近辺の林中にあちこちあり、開き方は違えど、皆同じものらしいです。「シロオニタケ」の仲間のようで... 2024.09.29 7月キノコ夏菌類(キノコ)野山の植物
3月 シュンラン シュンラン (ラン科シュンラン属)【春蘭】(Cymbidium goeringii)日本の野生蘭の代表とも言える種類で、他のランと同様、菌根菌との共生によって生育しています。学名(属名)の示す通り、園芸蘭の「シンビジウム」とおなじ仲間です。... 2025.03.31 3月4月ラン科春野山の植物
野山の植物 トリアシショウマ トリアシショウマ (ユキノシタ科チダケサシ属)【鳥足升麻】(Astilbe odontophylla)同類のチダケサシ属に、「チダケサシ」、「アカショウマ」と、とてもよく似たものがあるので紛らわしいです。また、バラ科の「ヤマブキショウマ」も... 2020.06.19 6月ユキノシタ科夏野山の植物
6月 ミヤマカラマツ ミヤマカラマツ (キンポウゲ科カラマツソウ属)【深山落葉松】(Thalictrum filamentosum var. tenurum)カラマツソウの仲間は何種類もあって、多くは花の部分だけ見てもまず区別ができません。写真を取る場合には必ず... 2023.02.16 6月7月キンポウゲ科夏山岳の植物
6月 カツラ カツラ (カツラ科カツラ属) 【桂】(Cercidiphyllum japonicum)山では、沢沿いでよく見ます。樹皮の凹凸がねじれるようになっていることが多いですが、必ずなっているわけでもなさそうです。まん丸い葉が特徴的で、落ち葉は甘く... 2021.06.24 10月4月6月カツラ科山岳の植物樹木秋街での植物
9月 アメリカセンダングサ アメリカセンダングサ (キク科センダングサ属)【亜米利加栴檀草】(Bidens frondosa) 別名:セイタカタウコギ水辺や空き地に生える「雑草」ですが、キク科独特の花が秋の風情となっています。花が終わると、いわゆる「ひっつきむし」とな... 2020.11.11 10月11月9月キク科帰化植物秋街での植物野山の植物
夏 ブラシノキ ブラシノキ (フトモモ科ブラシノキ属)【ブラシの木】「カリステモン」(学名:Callistemon speciosus)事務所のそばに「ブラシノキ」が咲きました。いつも通る場所なのに、咲いてみないとこんなものがあったとは気づきません。「ブ... 2025.01.07 5月フトモモ科園芸植物夏樹木街での植物
野山の植物 シロバナセキヤノアキチョウジ シロバナセキヤノアキチョウジ(シソ科)【白花関屋の秋丁字】(Plectranthus effusus f. leucanthus)「セキヤノアキチョウジ」の白花です。抜けるような純白で綺麗です。 2018.11.02 10月シソ科秋野山の植物
野山の植物 セキヤノアキチョウジ セキヤノアキチョウジ (シソ科ヤマハッカ属)【関屋の秋丁字】(Plectranthus effusus)春の「エンゴサク」類に似ているが、秋のシソ科代表である「ヤマハッカ」などと同グループ。同類の「アキチョウジ」は、中部東海以西に分布、「セ... 2023.10.29 10月11月シソ科秋野山の植物
野山の植物 スハマソウ スハマソウ (キンポウゲ科スハマソウ属)【洲浜草】(Hepatica nobilis var. japonica f. variegata)いわゆる「雪割草」の一種ですが、本当の「ユキワリソウ」は、サクラソウ科の高山植物で、これとは全く違い... 2023.02.15 2月3月キンポウゲ科春野山の植物
3月 ユキワリイチゲ ユキワリイチゲ (キンポウゲ科イチリンソウ属)【雪割一華】(Anemone keiskeana)これも、キンポウゲ科の「スプリング・エフェメラル」です。「キクザキイチゲ」とは逆に、関東には無く、近畿以西にしか自生しないそうです。ほかの「イチ... 2025.03.13 2月3月キンポウゲ科スプリング・エフェメラル冬春野山の植物
春 キクザキイチゲ キクザキイチゲ (キンポウゲ科イチリンソウ属)【菊咲一華】(学名:Anemone pseudoaltaica)イチリンソウ属の一連の「イチゲ」の仲間で、別名キクザキイチリンソウ。近畿以北の分布で、いわゆる「スプリング・エフェメラル」の一種。... 2024.05.06 2月3月4月キンポウゲ科スプリング・エフェメラル山岳の植物春野山の植物
春 ニワゼキショウ ニワゼキショウ (アヤメ科ニワゼキショウ属)【庭石菖】(Sisyrinchium rosulatum)北アメリカ原産の帰化植物で、現在では全国の日当たりのよい草原や芝生などに幅広く生えています。白花と赤紫の花があり、青色の「ルリニワゼキショ... 2023.05.14 5月6月アヤメ科夏帰化植物春街での植物野山の植物
6月 ルリニワゼキショウ ルリニワゼキショウ (アヤメ科ニワゼキショウ属)【藍色庭石菖】(Sisyrinchium angustifolium)別名「アイイロニワゼキショウ」とも呼ばれ、「ニワゼキショウ」の青色の濃いもので、蕊がひとつにまとまり、花弁の先端が独特の凹... 2023.05.14 5月6月アヤメ科帰化植物春街での植物野山の植物
6月 チョウジソウ チョウジソウ (キョウチクトウ科チョウジソウ属)【丁字草】(Amsonia elliptica)全国の川の氾濫原や湿地に咲く花だが、日本産原種はほとんどの都道府県で準絶滅危惧種。サクラソウなどと同様、特に弱い植物ではないが、生息適地の川辺の... 2022.05.12 4月5月6月キョウチクトウ科春野山の植物
3月 タマノカンアオイ タマノカンアオイ (ウマノスズクサ科カンアオイ属)【多摩の寒葵】(Asarum tamaense)カンアオイの仲間も意外と種類が多いが、これは多摩丘陵を中心とした特産種で、関東のごく狭い範囲に分布する絶滅危惧種。とはいえ、分布地域の中では意... 2023.10.01 10月11月3月4月5月6月9月ウマノスズクサ科野山の植物
夏 ペンタス ペンタス (アカネ科クササンタンカ属)(和名:クササンタンカ)(学名:Pentas lanceolata)花も葉もシャープな草です。というか、正確には低木(樹木)です。花も萎れて残らず、終わると落ちてしまうからシャッキリ感が持続するんでしょ... 2019.12.24 11月アカネ科園芸植物夏秋街での植物
春 ツルキンバイ ツルキンバイ (バラ科キジムシロ属)【蔓金梅】(Potentilla yokusaiana)低山から、そこそこ高い山まで、幅広く見られる目立つ花ですが、同類の中ではわりあい山の上に多い印象です。キジムシロ属の仲間やヘビイチゴ類などには紛らわ... 2023.05.01 4月5月バラ科山岳の植物春野山の植物
野山の植物 フデリンドウ フデリンドウ (リンドウ科リンドウ属)【筆竜胆】(Gentiana zollingeri )リンドウ類によくあるように、日が当たると開き、日が陰るとつぼみに戻るようです。「ハルリンドウ」や、その変種「タテヤマリンドウ」に近い種類でよく似てい... 2024.05.12 4月5月リンドウ科春野山の植物
6月 ユウゲショウ ユウゲショウ (アカバナ科マツヨイグサ属)【夕化粧】(学名: Oenothera rosea) 別名:アカバナユウゲショウ明治時代に観賞用として移入された帰化植物。現在は普通の雑草として、街中から里山まで生育しています。元が観賞用だっただけ... 2020.05.27 10月5月6月アカバナ科夏街での植物野山の植物
野山の植物 ヒナタイノコヅチ ヒナタイノコヅチ (ヒユ科イノコヅチ属)【日向猪子槌】(Achyranthes bidentata var. fauriei)いわゆる「ひっつきむし」の一味で、地味~な雑草です。同類で区別の難しい、イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ)よりも日向を... 2022.09.22 9月ヒユ科秋野山の植物
6月 ヤマハッカ ヤマハッカ (シソ科ヤマハッカ属)【山薄荷】(Rabdosia inflexa)この手のシソ科は、紛らわしい種類がいろいろあるが、これは「ヤマハッカ」のようです。上唇弁に紫の細かい斑紋が入り、下唇弁は前に突き出して内側に巻き込み舟型になるの... 2023.02.07 10月11月6月9月シソ科秋野山の植物
9月 シラヤマギク シラヤマギク (キク科シオン属)【白山菊】(Aster scaber)いわゆる秋の「野菊」類の中でも、まばらで小さく、「貧相」といえば貧相ですが、林縁の薄暗い中に浮かび上がる不思議な存在感。花は小さいですが株はときに背丈を越えるほど大きく茂... 2024.10.27 10月8月9月キク科秋野山の植物野菊
9月 タカアザミ タカアザミ(キク科アザミ属)【高薊】(Cirsium pendulum)その名の通り、背の高いアザミで背丈より高くなってます。田んぼのあぜ道や土手など、水辺に近いところに生えています。国内の分布は、中部以北から北海道です。日本固有ではなく、... 2024.11.30 10月9月アザミキク科秋野山の植物
9月 メドハギ メドハギ (マメ科ハギ属)【目処萩】(Lespedeza juncea var. subsessilis)いわゆる道端の「雑草」ですが、よく見ると花も葉の形も可愛い味のあるものです。北海道から沖縄まで日本全国に分布。【Youtube 山川草... 2023.09.27 9月マメ科秋野山の植物
9月 シモバシラ シモバシラ (シソ科シモバシラ属)【霜柱】(Keiskea japonica)茎の片側に並んで立ち上がる、シソ科としては面白い花序です。白い花が立ち並ぶ様子は「霜柱」のようですが、冬に枯れたあとも根が吸水活動を続け、枯れ茎のまわりに氷柱を形... 2024.11.14 10月11月8月9月シソ科秋野山の植物
6月 オニシバリ オニシバリ (ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)【鬼縛り】(Daphne pseudomezereum)ジンチョウゲ科で「ジンチョウゲ」と同様の花ですが、花つきが少なく黄緑色なので全然目立ちません。「鬼縛り」の名は、樹皮がたいへん丈夫なので、皮... 2025.02.20 2月6月ジンチョウゲ科春樹木野山の植物
野山の植物 ツリバナ ツリバナ (ニシキギ科ニシキギ属)【吊花】(Euonymus oxyphyllus)その名の通り、吊り下げたような花が特徴的です。同じニシキギ科のマユミなどにもよく似た生態ですが、花はだいぶ違います。花の中央にある緑色の「花盤」が特徴で花に... 2025.05.09 11月5月7月ニシキギ科夏春樹木野山の植物
野山の植物 ナスヒオウギアヤメ ナスヒオウギアヤメ (アヤメ科アヤメ属)【那須桧扇菖蒲】(学名:Iris setosa var. nasuensis)栃木県那須町と那須塩原市の一部にだけに咲く絶滅危惧種。昭和37年に宮内庁の職員が発見して昭和天皇が研究して名づけられたもの... 2022.01.29 5月アヤメ科夏春野山の植物
9月 ヒメキンミズヒキ ヒメキンミズヒキ (バラ科キンミズヒキ属)【姫金水引】(Agrimonia nipponica)写真だけ見ると普通の「キンミズヒキ」と同じようですが、実物はかなり全体に小さく細く、ひ弱な印象です。個々の花はキンミズヒキよりも花弁が細長く、雄... 2023.10.12 10月9月バラ科秋野山の植物
6月 クサタチバナ クサタチバナ (APG:キョウチクトウ科カモメヅル属)(旧ガガイモ科)【草橘】(学名: Vincetoxicum acuminatum)林の中にひっそりとした感じで咲いていますが、よく見るとちょっと人工的な感じのする面白い花。薄暗い林内に純... 2023.06.20 6月7月ガガイモ科キョウチクトウ科夏山岳の植物野山の植物
6月 オオバジャノヒゲ オオバジャノヒゲ (APG:キジカクシ科ジャノヒゲ属)(ユリ科)【大葉蛇の鬚】(学名:Ophiopogon planiscapus)庭や公園によく植えられる「ジャノヒゲ」よりも大きく、花軸が木の枝のようなこげ茶色。個々の花はユリ科らしい花だ... 2023.07.01 6月7月キジカクシ科ユリ科夏街での植物野山の植物