アメリカセンダングサ (キク科センダングサ属)【亜米利加栴檀草】
(Bidens frondosa) 別名:セイタカタウコギ
水辺や空き地に生える「雑草」ですが、キク科独特の花が秋の風情となっています。
花が終わると、いわゆる「ひっつきむし」となった鋭い種が、知らぬ間にズボンのあちこちに付いていたりします。
「センダングサ」の類は種類と変異が意外と多く、見分けづらいのですが、「アメリカセンダングサ」は割合い判りやすいです。
変異のパターンの多い「コセンダングサ」類と見分けるポイントは、
・葉のように見える総苞が四方に開く
・暗紫色を帯びた茎
・舌状花が無い
といったところのようです。
花だけ見ると、在来種の「タウコギ」によく似ていますが葉の鋸歯が鋭く揃っていてはっきり羽状複葉となります。
要注意帰化植物。