ヤマジノホトトギス

ヤマジノホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【山路の杜鵑草】
Tricyrtis affinis

ヤマジノホトトギス

2020/08/28 大岳山

カラー配置の点と造形の点で、一番整って綺麗なホトトギス類と個人的には思っている種類。

花びらは白色ベースで水平に開き、花柱は黄色で先端にだけ斑点と、くどすぎずバランスがとれています。

花は葉腋に並んで付きます。

草姿は「ホトトギス」と同様に、直立する場合と長く枝垂れる場合があるようです。

ヤマホトトギス」と似ていて、時に区別の難しい場合がありますが、ヤマホトトギスは一般に花びらが大きく反り返り、花が茎の先に散状につきます。

北海道西南部から、本州、四国、九州に分布し低山の林内に生育します。

千葉県:絶滅危惧Ⅰ類
東京都:準絶滅危惧 (NT)
神奈川県:絶滅危惧ⅠB類 (EN)

ヤマジノホトトギス

2025/09/25 神代植物公園

ヤマジノホトトギス 2015/08 御岳山

2015/08 御岳山

ヤマジノホトトギス 御岳山

2015/08 御岳山

ヤマジノホトトギス

2015/09 東村山

ヤマジノホトトギス

2014/09 東村山

ヤマジノホトトギス

2015/09 東村山

ヤマジノホトトギス

2016/08 御岳山

花は茎の先端側から順に咲きます。咲き終わりから硬い蕾まで、時系列で一列に並んでいます。

ヤマジノホトトギス

2016/09 東村山


日本産ホトトギス(国立科学博物館)



【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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