ツタウルシ (ウルシ科ウルシ属)【蔦漆】
(Toxicodendron orientale)
落葉つる性の「ウルシ」です。
北海道から九州にかけて広く分布し、山林の樹幹や岩肌に気根を密着させてはい上がり高く生長します。
葉は3小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は卵形から楕円形で、表面には光沢があります。
秋には鮮やかに紅葉し山の景観を彩る一方で、劇的なかぶれを引き起こす植物として知られています。
植物全体、特に樹液や葉に含まれるウルシオールなどの成分に触れると、強いアレルギー性皮膚炎(かぶれ)を引き起こします。
ウルシ類の中でも強い反応を引き起こす種類で、直接の接触だけでなく気化成分によっても皮膚炎を発症することがあるため注意が必要です。
花期は初夏で、葉の脇から円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数咲かせます。
その後、秋にかけて扁平な球形の果実が生ります
他のウルシ類は、「ハゼノキ」や「ヤマウルシ」のように、羽状複葉であることが多いのですが、ツタウルシは3小葉であるのが特徴。






