ミヤマシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)(ゴマノハグサ科)【深山塩竃】
(Pedicularis apodochila)
シオガマギク属の高山植物の代表的なものですが、同属他種と比べて花期が早めなので、梅雨明けごろの高山ではすでに花が終わっていることが多いです。
そのため、類似の「タカネシオガマ」や「ヨツバシオガマ」などと同時に見ることは少ないかもしれません。
特に「タカネシオガマ」にはよく似た花ですが、葉の切れ込みがかなり深く細かく、比較すると全く違います。
本州中部以北~北海道に分布し、高山帯の砂礫地や草地に生えます。