ハイノキ(ハイノキ科)【灰の木】
(Symplocos coreana)
都会の中のビルの植栽。
南方系の常緑樹ですが、いわゆる「照葉樹」というには、葉がわりあい薄く柔らかく広葉樹的です。
あまり見たことがあるようなないような、特徴のない樹ですが、春に咲く白い花が独特で綺麗です。
ちょっとウツギ系に似た、なかなか華やかな花です。
九州や沖縄に多いようで、1科、1属のわりと特異な樹木グループだそうです。
WEBでいろいろ見てみると、植木屋さんや建築外構屋さんのHPによると、最近人気急上昇とのことです。
ちなみに「灰の木」とは、この木の灰が何か染め物の媒染剤の灰汁に適しているらしい。