ミヤマザクラ (バラ科サクラ属)【深山桜】
(Cerasus maximowiczii) 別名:シロザクラ
全国のブナ帯からシラビソ帯の山地~亜高山帯下部に生え、葉が完全に展開しきってから咲く遅咲きの桜。
花や蕾は純白色で赤みがないので、新緑の時季と相まって全体に黄緑色に見えます。
花柄が長く伸びて総状花序になり、4-8個の花をつけます。
花弁には桜らしい切れ込みがなく丸いので「エゾノコリンゴ」などにも似ていますが、雄しべが長く突き出し、鋸歯の目立つ丸い苞葉があります。
葉は桜らしい形で縁に重鋸歯があります。
茨城県:絶滅危惧ⅠB類