カナウツギ

カナウツギ (バラ科コゴメウツギ属)【金空木】
Stephanandra tanakae

カナウツギ

2024/07/18 三ツ峠

同属の「コゴメウツギ」によく似た低木ですが、白い5弁花はやや大きく、5枚の花弁と5枚の萼片が重なり合って複雑な形に見えます。

葉が独特の形で、先端が尾状に伸び、葉の縁が大きな欠刻状の鋸歯になります。

葉も花も「コゴメウツギ」に比べ、大柄で尖った印象となります。

日本固有種で、富士・箱根山地を中心に関東地方から中部地方にかけた太平洋側に分布し、新潟県、秋田県にも稀に隔離分布しているようです。

山梨県:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
群馬県:絶滅危惧ⅠB類 (EN)
東京都:絶滅危惧ⅠB類 (EN)
新潟県:絶滅の恐れのある地域個体群

カナウツギ

2024/07/18 三ツ峠

カナウツギ

2024/07/18 三ツ峠

カナウツギ

2024/07/18 三ツ峠

カナウツギ

2024/07/18 三ツ峠


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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