エゾエンゴサク

エゾエンゴサク (ケシ科キケマン属)【蝦夷延胡索】
Corydalis fumariifolia subsp. azurea

エゾエンゴサク

2024/06/05 礼文島

長年にわたり、北海道の「エゾエンゴサク」と、本州の東北や北陸に分布するものは同種とみなされてきました。

しかし、2009年に実は別種であるというということが判明し、「エゾエンゴサク」は北海道のみの分布となり学名も新たになりました。

そして本州のものは、新たに「オトメエンゴサク」の和名がつけられました。

花の色にはバリエーションがありますが、一番エゾエンゴサクらしいのは、透明感のあるブルー。

雪解け後の早い時期に野山を彩る「スプリング・エフェメラル」の一種です。

花柄の基部の苞は、長楕円形の全縁です。

ケシ科の植物としては珍しく、毒性をもたず食用とされます。

エゾエンゴサク

2024/06/05 礼文島

エゾエンゴサク

2024/06/05 礼文島

エゾエンゴサク

2024/06/05 礼文島


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

タイトルとURLをコピーしました