ミツモトソウ (バラ科キジムシロ属)【水元草】
(Potentilla cryptotaeniae) 別名:ミナモトソウ
キジムシロ属ということで、「キジムシロ」や「ツルキンバイ」「ミツバツチグリ」などとよく似た花を咲かせますが、それらの花期と違い真夏に咲きます。
山地のやや湿った林縁などに生え、茎は立ち上がって分岐し腰丈ぐらいになります。
葉は3出複葉で、細長い楕円形で尖り、上部ではほとんど葉柄がありません。
花自体は同属他種とたいへんよく似ているので、花のアップ写真だけでは見分けが難しいようです。
茎や萼片、葉裏など各部に毛が多いのも特徴です。