コウリンタンポポ （キク科ヤナギタンポポ属）【紅輪蒲公英】
（Pilosella aurantiaca）
2023/07/18 奥日光
ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道に多く、本州では中部地方以北に多いようです。
日本へは明治中期ごろに観賞用として渡来したようです。
繁殖力が強いので在来種への影響が懸念され、冷涼な気候を好むので高原など自然環境の良好なところへの侵入が心配です。
直立した茎先にオレンジ色の花がまとまって咲き、根生葉はへら型鈍頭で、茎には小さな葉が互生します。
茎や萼片には毛が密生しています。
北海道では「防除対策の必要性について検討する外来種」とされています。
同属の在来種として「ヤナギタンポポ」があります。
2023/07/18 奥日光
2023/07/18 奥日光
