イヌタデ (タデ科イヌタデ属)【犬蓼】
(Persicaria longiseta) 別名:アカマンマ
どこにでもある雑草で荒れ地や湿地などに群生しますが、けっこう標高の高いところの草地にも見られます。
托葉鞘の縁に長毛があるのが特徴で、葉には黒斑が入ることがあります。
「イヌ」の名前は、「ヤナギタデ」のように辛くないので薬味として使いものにならないという意味のようです。
似たものに、はるかに大型になる「オオイヌタデ」があります。
この標高540mの高浪池の畔に生えているだけあって、花の色がすごく鮮やかでした。
清澄な水と空気がそうさせるような気がします。
@糸魚川・高浪池