オオブタクサ

オオブタクサ(キク科ブタクサ属)【大豚草】
Ambrosia trifida) 別名:クワモドキ

オオブタクサ

2021/09/09 狭山湖

花粉症の原因として悪名高い「ブタクサ」と同属で、同様に花粉症の元となる帰化植物です。

ブタクサより大きくなり、3裂した掌状の大きな葉が特徴的です。

雌雄同株異花で、穂状の雄花の付け根に苞葉のような雌花がつきます。

雄花は傘状の総苞片にいくつもの筒状花が下向きにつき、総苞片には黒い区切り線が入っています。

全国の河川敷や荒地に繁殖しており、アレロパシー作用をもつため大群落をつくっています。

北米原産で、1952年ごろに輸入穀物に混入して日本に入ってきたとされています。

日本の侵略的外来種ワースト100 外来生物法で要注意外来生物に指定

オオブタクサ

2021/09/09 狭山湖

オオブタクサ

雄花  2021/09/09 狭山湖

オオブタクサ

大きな株は3m以上にもなる  2021/09/10 狭山丘陵

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