オオブタクサ(キク科ブタクサ属)【大豚草】
(Ambrosia trifida) 別名:クワモドキ
花粉症の原因として悪名高い「ブタクサ」と同属で、同様に花粉症の元となる帰化植物です。
ブタクサより大きくなり、3裂した掌状の大きな葉が特徴的です。
雌雄同株異花で、穂状の雄花の付け根に苞葉のような雌花がつきます。
雄花は傘状の総苞片にいくつもの筒状花が下向きにつき、総苞片には黒い区切り線が入っています。
全国の河川敷や荒地に繁殖しており、アレロパシー作用をもつため大群落をつくっています。
北米原産で、1952年ごろに輸入穀物に混入して日本に入ってきたとされています。
日本の侵略的外来種ワースト100 外来生物法で要注意外来生物に指定