ヒルガオ (ヒルガオ科ヒルガオ属)【昼顔】
(Calystegia pubescens)
夏の道端や空き地に涼しげな花を咲かせる季節の在来種ですが、地下茎と蔓で空き地やフェンスに増殖するのでもっぱら雑草としてしか見られないきらいがありますね。
「アサガオ」に似ていながら昼間でも萎まず咲いているので「ヒルガオ」ですが、夕方や暗い雨の日には萎んでいます。
花の付け根の萼を2枚の苞葉が包むようになっているので、園芸由来の帰化植物である「セイヨウヒルガオ」と区別できます。
ただし、同様に苞葉をもつやや小型の在来種「コヒルガオ」も同じような場所によく見られます。
利尿効果のある薬草でもあります。
同属の海浜植物として「ハマヒルガオ」があります。