ホソバリュウビンタイ (シダ植物リュウビンタイ科リュウビンタイ属)【細葉竜髭帯】
(Angiopteris palmiformis) 別名:ナンヨウリュウビンタイ
奄美諸島~琉球列島、小笠原諸島の山地森林内に生える大型の常緑シダです。
小笠原のものは「オガサワラリュウビンタイ」として別種とする考えもあるようです。
大きなものでは葉が3-5mにもなるシダで、いかにも南洋のジャングルにありそうな迫力です。
葉身は2回羽状複葉で羽片は7-15対、小羽片は21-32対で細長く、綺麗に揃った細かい鋸歯があります。
楕円形のくっきりしたソーラスは小羽片の辺縁の内側に綺麗に整列して並びます。
鹿児島県:絶滅危惧Ⅱ類
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】