ルリビタキ (ヒタキ科)【瑠璃鶲】
(Tarsiger cyanurus)
夏は亜高山の針葉樹林で繁殖し、冬に向けて低地に降りてくるので、冬には関東の里山でもよく見られるようになります。
林内や林縁を移動しながら単独行動しています。
成熟した雄は日本の小鳥の中でも一番人気クラスの綺麗な青色となりますが、これは2歳以上の雄で、1歳雄では雌とほぼ同様の地味な体色に尾羽だけ青みがかっています。
若齢雄と雌との見分けは難しいようですが、雄は次第に青みがかってくるので、肩や背中まで青みがあれば雄の可能性が高いようです。
雄の鮮やかな青色がたいへん際立つ小鳥ですが、雌はかなり地味です。
基本的に褐色とオリーブ色、脇の部分的にくすんだオレンジが入るだけです。
ただし、白いアイリングがかなり目立つので、何だろうと興味が湧きますし実際可愛い鳥です。