アレチヌスビトハギ (マメ科ヌスビトハギ属)【荒れ地盗人萩】
(Desmodium paniculatum)
「ヌスビトハギ」の名がついていますが、普通の「ヌスビトハギ」より大きな淡紅色の花を咲かせます。
花は柄の先に咲き、旗弁に淡い黄緑色の小さな模様があり、夕方にしぼむと青く変わります。
雄しべが直線的に突き出すのが特徴的で、茎も葉も短い毛が生えています。
果実はヌスビトハギのように深くくびれず、3~6連となっていて、これも「ひっつき虫」となります。
1965年に大阪で確認されたという北アメリカ原産の帰化植物で、西日本中心に各地に広がっています。