ヤマルリトラノオ (オオバコ科クワガタソウ属)(ゴマノハグサ科)【山瑠璃虎ノ尾】
(Veronica ovata subsp. miyabei var. japonica)
北海道と本州日本海側に多く分布し、亜高山帯の草原に生育します。
うす紫のスマートな穂状の花序を立て、「クガイソウ」にたいへんよく似ています。
しかし、クガイソウの葉が輪生なのに対してヤマルリトラノオでは対生となっています。
また、クガイソウの花穂が普通1本なのに対して、ヤマルリトラノオでは3-5本出ます(クガイソウでも複数出る場合もあります)。
長野県では絶滅危惧I種
クガイソウとの対比。3本のうち、右1本がクガイソウ。