ラッキョウ (ヒガンバナ科ネギ属)【辣韮】
(Allium chinense) 別名:オオニラ
あのラッキョウ漬のラッキョウの花です。
原産地は中国からヒマラヤ地方にかけてで、中国では紀元前3世紀以前から栽培され、日本へは9世紀までに伝来し、江戸時代には野菜として普及したそうです。
花は真っ直ぐ立った花茎の先に放射状の花序をつけ、赤紫色の綺麗な花を咲かせますが種はできません。
「ヒガンバナ」と同様、冬に葉を出し、夏には枯れて秋に花だけ咲かせるパターンです。
ヒガンバナ同様、3倍体や4倍体の不稔性で、鱗茎でクローン繁殖となります。
当たり前かもしれませんが同属の「ヤマラッキョウ」とよく似ていますね。