キバナノホトトギス

キバナノホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【黄花杜鵑】
Tricyrtis flava) キバナホトトギス

キバナノホトトギス

2024/10/24 箱根湿生花園

日本固有種で、宮崎県にしか自生しない黄色いホトトギス。

谷沿いの林床斜面に生育し、互生する葉には暗色の斑紋があり、茎には開出毛が疎らに生えます。

葉腋から花柄を伸ばし、1-2個の黄色い花を上向きに咲かせます。

6枚の花被片は平開し、紫色の斑点を疎らに散らし、中心部の周りに蜜標が取り巻いています。

「ホトトギス属」の仲間の中でも、上向きに咲く黄色い花をつけ茎に開出毛の出る、日本固有種のみからなる「キバナノホトトギス節」に属し、「キバナノホトトギス」、「チャボホトトギス」、「タカクマホトトギス」、「キバナノツキヌキホトトギス」の4種のうちのひとつです。

環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
宮崎県:準絶滅危惧 (NT-r,g)

キバナノホトトギス

2024/10/24 箱根湿生花園

キバナノホトトギス

2024/10/24 箱根湿生花園

キバナホトトギス

2024/10/24 箱根湿生花園


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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