ワタナベソウ

ワタナベソウ (ユキノシタ科ヤワタソウ属)【渡辺草】
Peltoboykinia wayanabei

ワタナベソウ

2019/06/17 京都府立植物園植栽

ヤワタソウ」と同属の日本特産種で、愛媛県、高知県、九州に分布します。

花はヤワタソウとそっくりですがやや小さめで、葉の切れ込みが深く、「オオモミジガサ」のような感じです。

萼片まわりにも花弁そのものにも細かい腺毛が生えています。

また、個体差かもしれませんが、ヤワタソウよりもそれぞれの花弁が細長い感じです。

環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)

奈良県:絶滅寸前種
徳島県:絶滅危惧Ⅰ類(CR)
愛媛県:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
高知県:絶滅危惧ⅠB類(EN)
熊本県:絶滅危惧ⅠB類(EN)
大分県:準絶滅危惧
宮崎県:絶滅危惧ⅠA類(CR)

ワタナベソウ

2019/06/17 京都府立植物園植栽

ワタナベソウ

2019/06/17 京都府立植物園植栽

ワタナベソウ

雄しべの葯は熟すと黒くなる  2019/06/17 京都府立植物園植栽

ワタナベソウ

2019/06/17 京都府立植物園植栽


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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