フイリヒナスミレ (スミレ科スミレ属)【斑入雛菫】
(Viola tokubuchiana var. takedana f. variegata)
「ヒナスミレ」の中でも、葉にはっきりと斑が入ったものを品種として名付けられています。
スミレの場合、「斑入り」とは、葉にランダムにマダラが入るのではなく、葉脈に沿って整然と幾何学模様になるものです。
通常のヒナスミレも葉には薄く文様の入ったものも多く、どこで「斑入り」と分別するかは主観的なものになり微妙なものも多いです。
ヒナスミレには変わらないのですが、はっきりと出現しているものは、まるで別種のように華々しく見えます。