オオシマノジギク (キク科キク属)【大島野路菊】
(Chrysanthemum crassum)
西日本の太平洋岸沿いに分布する「ノジギク」の仲間の中で、最も南方に生育する海岸性の種類です。
九州地方からしだいに南下して分化していったということのようです。
現在生育しているのは奄美大島やその近辺の島、沖永良部島などに限られます。
海岸性らしく厚手の葉で、菊らしい大きな花が園芸種のように目立ちます。
環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
鹿児島県:準絶滅危惧
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】