樹木

カマツカ

カマツカ (バラ科カマツカ属)【鎌柄】(Pourthiaea villosa)低山や丘陵に生える落葉低木です。「カマツカ」という妙な名は、材が硬く鎌の柄に使われたからだそうですが、いかつい感じの名前のわりには可憐な花が咲きます。蕾も球形で可...

ヒトツバタゴ

ヒトツバタゴ (モクセイ科ヒトツバタゴ属)【一葉田子】(Chionanthus retusus) 別名:ナンジャモンジャいわゆる「ナンジャモンジャの木」として有名です。ナンジャモンジャとは名前が分からない木を呼ぶ総称みたいなもので、特定の樹...
野山の植物

ザイフリボク

ザイフリボク (バラ科ザイフリボク属)【采振り木】(Amelanchier asiatica) 別名:シデザクラ東北南部から九州の山野に生える落葉樹です。「采振り」とは、花を「采配」に見立てたもので、別名の「シデザクラ」は「シデコブシ」同様...
野山の植物

マルバアオダモ

マルバアオダモ (モクセイ科トネリコ属)【丸葉青ダモ】(Fraxinus sieboldiana) 別名:ホソバアオダモバットやかんじきの材料に使われる「アオダモ」の仲間です。「丸葉」といいながら別名では「細葉」とは矛盾しているようですが、...
3月

ナニワズ

ナニワズ (ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)【難波津】(Daphne jezoensis) 別名:ナツボウズ同じナツボウズ(夏坊主)の名をもつ「オニシバリ」とそっくりで、同様に夏には葉を落としてしまいます。オニシバリよりも大きめの葉で先端が丸...

カワヅザクラ

カワヅザクラ (バラ科サクラ属)【河津桜】(Cerasus × Kanzakura ‘Kawazu-zakura’)伊豆の河津町では今や一大観光産業となっている河津桜ですが、もとは1955年に河津川沿いで発見された品種です。「オオシマザクラ...
野山の植物

ヤブザクラ

ヤブザクラ (バラ科サクラ属)【藪桜】(Cerasus × subhirtella f. hisauchiana)多摩丘陵周辺を中心とし、関東西南部の丘陵地に局所分布する桜です。「マメザクラ」と「エドヒガン」の自然交雑種と推定されていて、3...
野山の植物

メギ

メギ (メギ科メギ属)【目木】(Berberis thunbergii) 別名:コトリトマラズ「メギ科」というと、「イカリソウ」や「サンカヨウ」「ルイヨウボタン」「ヒイラギナンテン」など個性的な少数派を擁する科です。その名前の元締めである「...
10月

ブナ

ブナ (ブナ科ブナ属)【山毛欅】(Fagus crenata)日本の自然度の高い山での落葉広葉樹の代表のような樹木です。北海道南部から鹿児島県までの山地に広く分布し、本州では概ね600~1,600mぐらいの垂直分布とされています。ブナの森は...
高山植物

オオコメツツジ

オオコメツツジ (ツツジ科ツツジ属)【大米躑躅】(Rhododendron tschonoskii subsp. trinerve)亜高山の湿ったところに生え、「コメツツジ」とよく似ています。コメツツジよりも葉が大きく、コメツツジが5弁で雄...

オオバツツジ

オオバツツジ (ツツジ科ツツジ属)【大葉躑躅】(Rhododendron nipponicum)中部から北陸地方(福井~秋田県の日本海側)の多雪地山岳に生える低木で、分布範囲はそれなりに広いが個体数が少ないとのことで見る機会はあまりないよう...

ミフクラギ

ミフクラギ (キョウチクトウ科ミフクラギ属)【目脹ら木】(Cerbera manghas) (オキナワキョウチクトウ)奄美大島以南の琉球諸島から東南アジア、インドにかけて分布する海岸林の樹木。美しい白い花で、花後にはミニマンゴーのような実が...
6月

サンゴジュ

サンゴジュ (レンプクソウ科ガマズミ属)【珊瑚樹】(Viburnum odoratissimum var. awabuki) 別名:アワブキ関東以西から亜熱帯にまで分布する、ガマズミの仲間の樹木です。丈夫で燃えにくいとのことで、街路樹や生け...
野山の植物

アカシデ

アカシデ (カバノキ科クマシデ属)【赤四手】(Carpinus laxiflora)関東地方の雑木林に多く、公園樹にも植えられています。同類の「シデ」の中でも、果穂の果苞が細く疎らな形です。春には葉が出る前に赤い穂状の花がたくさん吊り下がり...
6月

カラタネオガタマ

カラタネオガタマ (モクレン科オガタマノキ属)【唐種招霊】(Michelia figo)中国南部原産で、江戸時代に渡来した常緑樹です。神社でよく植えられる「オガタマノキ」の中国産ということで、公園樹や神社、庭木などに用いられます。「シキミ」...

ケムリノキ

ケムリノキ (ウルシ科ハグマノキ属)【煙の木】(Cotinus coggygria)別名:ハグマノキ、スモークツリーとあるビルの植栽に何やらもやもやしたものが...蜘蛛の巣か?よく見ると植物の穂のような感じだが、まるで羽毛のように繊細なかた...
野山の植物

ネズミモチ

ネズミモチ (モクセイ科イボタノキ属)【鼠黐】(Ligustrum japonicum) 別名:タマツバキ関東以西の山野に普通に生える常緑樹ですが、丈夫で葉がしっかりしているので公園などによく植えられています。初夏に4裂した円錐花序をつけ、...

センダン

センダン (センダン科センダン属)【栴檀】(Melia azedarach)「栴檀は双葉より芳し」と言われるセンダンですが、この諺は実際には白檀のことのようです。センダン科は、マホガニーの木などを含む数百種の科ですが、日本に自生するのはセン...

フサザクラ

フサザクラ (フサザクラ科フサザクラ属)【房桜】(Euptelea polyandra) 別名:タニグワ東北南部から九州北部までの山地の谷沿いに生育する、日本特産種の樹木です。「サクラ」の名が付きますが桜の仲間ではなく、世界に「フサザクラ科...

ベニバナエゴノキ

ベニバナエゴノキ (エゴノキ科エゴノキ属)(Styrax japonica 'Roseus') 別名:ピンクチャイム「エゴノキ」の園芸品種で、その名の通りピンクの花をつけます。おおもとは、秩父の山中で発見された変異種といわれています。

イヌザクラ

イヌザクラ (バラ科ウワミズザクラ属)【犬桜】(Padus buergeriana) 別名:シロザクラ本州から九州の里山に生え、「ウワミズザクラ」に似た穂状の花序をもつサクラです。ウワミズザクラに比べると花が黄色っぽく、花序の枝の下側に葉が...

ユキヤナギ

ユキヤナギ (バラ科シモツケ属)【雪柳】(Spiraea thunbergii)早春の花がまだ少ない時期にこぼれるような開花を誇り、公園などの定番植栽であります。園芸植物なのでいくつかの品種があり、あまり枝垂れないのもあるようです。中国原産...
3月

オオバヤシャブシ

オオバヤシャブシ (カバノキ科ハンノキ属)【大葉夜叉五倍子】(Alnus sieboldiana)福島県以南から紀伊半島あたりまでの太平洋岸地帯に自生し、荒れ地や痩せた土地でもよく育つということで緑化や砂防用に各地で播種されています。雌雄異...
3月

モクレイシ

モクレイシ (ニシキギ科モクレイシ属)【木茘枝】(Microtropis japonica)あまり目立たない常緑低木で、地味な黄緑色の筒状の花を咲かせます。ちょっと「オニシバリ」などジンチョウゲ類の花に似ていますが、花が4裂ではなく5裂です...
野山の植物

カヤ

カヤ (イチイ科カヤ属)【榧】(Torreya nucifera)南東北以南から屋久島までの山地に生育する針葉樹です。葉は平たく尖って平面的に生えます。油分の多い樹で木材は碁盤や将棋盤として重用され、実はアク抜きして食用になるほか灯火の油を...

ベニバナトキワマンサク

ベニバナトキワマンサク (マンサク科トキワマンサク属)【紅花常盤満作】(Loropetalum chinense var. rubrum)「マンサク」によく似た花ですが別属で、マンサクのように落葉樹でなく常緑のため「常盤」の名がつきます。通...
1月

ハイビャクシン

ハイビャクシン (ヒノキ科ビャクシン属)【這柏槙】(Juniperus chinensis var. procumbens)「イブキ」の変種となる這性の針葉樹で、公園や庭園の植栽に広く使われますが、日本の自生原産地は、壱岐・対馬などの海岸に...
野山の植物

マテバシイ

マテバシイ (ブナ科マテバシイ属)【馬刀葉椎】(Lithocarpus edulis)公園や街路樹としてどこにでも見られる樹木ですが、本来の自生地は九州以南という暖地性で、隔離的に紀伊半島や房総半島に自生します。葉は厚手で光沢があり、かなり...
2月

ハイネズ

ハイネズ (ヒノキ科ビャクシン属)【這杜松】(Juniperus conferta)海岸に生える、「ハイマツ」のような匍匐性の針葉樹で、葉は「カラマツ」のように短めですが鋭く尖っています。雌雄異株で、雌株には丸い実がなります。背が低く這うの...
野山の植物

ユズリハ

ユズリハ (ユズリハ科ユズリハ属)【譲葉】(Daphniphyllum macropodum)福島県以西に分布する暖地性の常緑樹です。垂れ下がるようにつく独特の大きな葉が特徴的です。先端から出る新芽と若葉が上向きに伸びると、下垂する古い葉は...
3月

コナラ

コナラ (ブナ科コナラ属)【小楢】(Quercus serrata)「クヌギ」と並んで日本の里山雑木林の代表のような樹種で、代表的ドングリでもある樹木ですが、その花は恥ずかしながら知りませんでした。里山の林床にニリンソウなどが咲きだすころ、...
3月

ハンノキ

ハンノキ (カバノキ科ハンノキ属)【榛の木】(Alnus japonica)川辺や沼地、湿地に生える落葉高木。真冬に雌雄異花をつけます。穂状に下垂するのが雄花、その付け根で紅いワレモコウみたいなのが雌花です。花粉症の原因植物のひとつでもあり...
野山の植物

ノグルミ

ノグルミ (クルミ科ノグルミ属)【野胡桃】(Platycarya strobilacea)クルミ科ではあるけれど、オナモミみたいな果実は松ぼっくり式のもので食用にはならない。野生のものは東海地方以西から九州にかけて自生する。
野山の植物

アラカシ

アラカシ (ブナ科コナラ属)【粗樫】(Quercus glauca)「シラカシ」と並んで、人里近くの照葉樹の代表で、東北以南から九州まで分布しますが西日本に多い樹種です。とはいえ、公園や庭木として多いのでどこでも眼にします。シラカシに比べて...
3月

シラカシ

シラカシ (ブナ科コナラ属)【白樫】(Quercus myrsinifolia)福島県以南の東日本に多く、関東地方の照葉樹の代表ともいえる樹種です。公園や庭木にも多く使われるので東京近辺では一番眼にする樫の木。類似の「アラカシ」に比べて幹の...

トベラ

トベラ (トベラ科トベラ属)【扉】(Pittosporum tobira)東北南部以南の海岸沿いに分布する常緑の低木です。先丸のへら型の葉が放射状につくのが特徴的で、ちょっと「シェフレラ(ヤドリフカノキ)」に似ています。葉の縁が裏側に巻き込...
12月

クスノキ

クスノキ (クスノキ科ニッケイ属)【樟、楠】(Cinnamomum camphora)東海・東南海地方、四国、九州に分布する暖地系の照葉樹で、史前帰化植物とされています。そのため、九州以外では山奥に生育することは少なく、野生の分布は太平洋側...
園芸植物

シロミノコムラサキ

シロミノコムラサキ (シソ科ムラサキシキブ属)【白実小紫】(Callicarpa dichotoma f. albifructa)「コムラサキ」の白い実がなる品種です。花も白です。
12月

シキザクラ

シキザクラ (バラ科サクラ属)【四季桜】(Cerasus × subhirtella ‘Semperflorens’)エドヒガンとマメザクラの交雑種といわれる園芸品種です。いわゆる「冬桜」で、11月ごろと3月ごろの二度咲きです。花はピンク色...
12月

フユザクラ(コバザクラ) 

フユザクラ(コバザクラ) (バラ科サクラ属)【冬桜】(Cerasus parvifolia 'Fuyu-zakura')「冬桜」というと、「ジュウガツザクラ」や「シキザクラ」「コブクザクラ」など冬に開花する桜の総称として使われますが、狭義の...