アブノメ (APG:オオバコ科アブノメ属)(ゴマノハグサ科)【虻の目】
(Dopatrium junceum)
福島以西の湿地や水田に生える、とても小さな花です。
所謂、「水田雑草」のひとつですが、除草剤や農薬の影響でたいへん少なくなっているようです。
ひょろひょろした茎と小さな葉で、弱々しい草姿で、天辺に5mm以下ぐらいの小さな花をつけます。
花は開いたかたちの唇弁花で、花茎の下の方には閉鎖花をつけます。
東京都では、絶滅危惧1類となっています。
他にも多くの県で絶滅危惧種指定されています。
草姿はひょろひょろと弱々しい。小さな葉が対生してつき、葉腋に閉鎖花をつけます。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】