アキノウナギツカミ (タデ科イヌタデ属)【秋の鰻掴】
(Persicaria sagittata var. sibirica) ウナギツカミ
「ミゾソバ」と並んで、コンペイトウ型の丸い頭状花序をもつ秋の湿地のタデの代表です。
「ミゾソバ」「ママコノシリヌグイ」「ヤノネグサ」などと、似たようなところに生える似たような草がありますが、花のアップだけ見るとほとんど区別が付きません。
区別点の第一は葉の形となります。
アキノウナギツカミでは、長めの葉が茎を抱くようにつくのが特徴的ですぐ判ります。
茎には細かい棘が下向きに生えて、触ると指に引っかかります。
鰻をつかむにはやや細かい気もしますが。
「ママコノシリヌグイ」と違い、痛いというほどの鋭いトゲではありません。