オオバナノエンレイソウ (シュロソウ科エンレイソウ属)【大花延齢草】
(Trillium camschatcense)
「ミヤマエンレイソウ」、「エンレイソウ」の兄弟分ですが、花がたいへん大きく、やや上向きに咲きます。
国内では北海道と北東北だけに分布し、北海道では各地に有名な大群落があります。
カタクリなどと同様、種が発芽してから成長し開花するまで時間がかかり、10年から15年以上かかると言われています。
また、開花した個体は宿根草として毎年開花し、これも10年以上繰り返し咲き続けるようで、寿命は30年とも50年とも言われています。
北海道では確実な調査結果として、28年以上咲き続けている個体があるそうです。
秋田・岩手で絶滅危惧種