ソシンロウバイ (ロウバイ科ロウバイ属)【素心蝋梅】
(Chimonanthus praecox f. concolor)
「ロウバイ」は中国原産「ロウバイ科」の木ですが、公園などで多く栽培されているのは「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」がほとんどです。
原種のロウバイと違い「素芯」といわれるように花が中心までほぼ一様に黄色くなっていて、香りも強いものです。
さらにその中の園芸品種「マンゲツロウバイ(満月蝋梅)」では花弁が丸っこく黄色みの強いものが多いようですが、連続的に中間的なものも多く、明確に見分けるのは難しい場合もあるようです。
秩父・宝登山のロウバイ
秩父(長瀞)の宝登山は標高497mの低山ですが、頂上付近の臘梅園が有名で、早春の時期は多くの観光客が訪れます。
季節によって、梅園、ツツジ園、シャクナゲ園なども見られます。
近所のロウバイが満開になりました。そばに寄ると良い香りがします。
2015/2 東村山市
ソシンロウバイの実。
ロウバイの実が大きくなるとこんななのですね。
なんだか花の姿とイメージが結びつきません。
種子に強い毒性を有します。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】