ショウドシマレンギョウ (モクセイ科レンギョウ属)【小豆島蓮翹】
(Forsythia togashii)
公園や庭木でおなじみの「レンギョウ」は、中国原産の「レンギョウ」「シナレンギョウ」もしくは朝鮮半島原産の「チョウセンレンギョウ」で、かなり古い時代に渡来したもののようです。
しかし、日本原産のレンギョウも2種だけあり、「ショウドシマレンギョウ」と岡山県自生の「ヤマトレンギョウ」です。
「ショウドシマレンギョウ」は香川県の小豆島だけに自生し、寒霞渓などの集塊岩地帯にのみ見られるということです。
いわば隔離によって独自進化したパターンのようですが、寒霞渓といえば「ミセバヤ」のほぼ唯一の自生地と見做されています。
この場所は温暖・乾燥のいわゆる瀬戸内気候のエリアの中で、海から吹き上がる風で常に霧の多いところだそうです。
そういった特殊な環境のもとで遺存してきた植物なのかもしれません。
雌雄異株で、他のレンギョウ類よりも開花が遅く、葉の鋸歯が目立たずほぼ全縁です。
環境省カテゴリ:絶滅危惧ⅠB類 (EN)
香川県:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)



