キンミズヒキ (バラ科キンミズヒキ属)【金水引】
(Agrimonia pilosa)
「ミズヒキ」の名前がついていますが、ミズヒキはタデ科なので全然別の植物です。
林のへりなどに、わりあい普通にある野草です。
タンニンを多く含み、下痢止めなどの薬草になるそうです。
葉は奇数羽状複葉で、小葉の大きさは不揃いで菱形っぽい長楕円形、先端は尖り粗い鋸歯があります、
同属で小型の「ヒメキンミズヒキ」がありますが、小さく疎らで葉が先端が尖らない丸形で3葉です。
花はヒメキンミズヒキより大きく密につき、雄しべが8-15本あります。
花後の実は下向きに整列し、いわゆる「ひっつき虫」になり、ズボンや服に沢山くっついてきます。
キンミズヒキ