セイヨウベニカナメモチ(レッドロビン)(バラ科カナメモチ属)【西洋紅要黐】
(Photinia × fraseri ‘Red Robin’)
最近の住宅地の生垣に最も多く見られる植木で、新芽の鮮やかな赤が特徴です。
「カナメモチ」と「オオカナメモチ」を掛け合わせた園芸品種で、「レッドロビン」の名でも知られています。
塀代わりの生垣にした場合、常に刈り込んで枝を密にして管理しますが、その場合には赤い新芽はどんどん出ますが花がつかなくなるようです。
実は自分の家の生垣もずっとレッドロビンなのですが、花が咲くなど考えたこともありませんでした。
強剪定された生垣ではなく株立ちの植木として育つと、春にはバラ科らしい白い小花が花序となって咲きます。
「カマツカ」などにも似た花で、秋には赤い実もつけます。