ヒトツバタゴ

ヒトツバタゴ (モクセイ科ヒトツバタゴ属)【一葉田子】
Chionanthus retusus) 別名:ナンジャモンジャ

ヒトツバタゴ

2021/04/23 昭和記念公園

いわゆる「ナンジャモンジャの木」として有名です。

ナンジャモンジャとは名前が分からない木を呼ぶ総称みたいなもので、特定の樹種ではありませんが、この「ヒトツバタゴ」が一番有名です。

自生地が極めて限られるので知っている人が少なく、樹名を尋ねられても判らないので「なんじゃもんじゃ」として誤魔化すわけです。

今では各地の公園などで植栽に使われているので各地で見られますが、天然の自生地は長野・岐阜・愛知・対馬列島に隔離分布し、自生の多くは天然記念物となっています。

白く細長い花弁は4枚で「アオダモ」に似ていますがもっと大きく、葉が羽状複葉にならず単葉(一つ葉)です。

雌雄異株で、雄株には雄花、雌株には両性花が咲きます。

環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
長野県:絶滅危惧ⅠA類(CR)
岐阜県:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
愛知県:絶滅危惧ⅠB類(EN)
長崎県:絶滅危惧Ⅱ類(VU)

ヒトツバタゴ

2021/04/23 昭和記念公園

ヒトツバタゴ

2021/04/23 昭和記念公園

ヒトツバタゴ

2021/04/23 昭和記念公園

ヒトツバタゴ

2021/04/23 昭和記念公園

ヒトツバタゴ

2021/04/26 東村山市

ヒトツバタゴ

2021/04/26 東村山市

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