メヒシバ (イネ科メヒシバ属)【雌日芝】
(Digitaria ciliaris)
「オヒシバ」や「エノコログサ」などと並んで、どこにでも見られるイネ科の雑草です。
高温でも発芽でき乾燥にも強いので、真夏の炎天下の草原などでどんどん勢力を拡大します。
茎が地上を這い、途中から根を出して広がるのも繁殖力の一因です。
数本に分岐した細い穂を放射状に広げるのが特徴的で、「オヒシバ」は穂がもっと太くて少な目になります。
花穂には軸の片側に2列の小穂が並びます。
同属の類似種として「アキメヒシバ」「コメヒシバ」など小型のものがあります。