ハマギク (キク科ハマギク属)【浜菊】
(Nipponanthemum nipponicum)
名の通り、海岸性の菊で、青森から茨城にかけての太平洋岸に自生します。
いかにも野菊という大輪の白花ですが、葉はいかにも海岸性という感じのへら型の厚手の葉です。
日本の野生野菊の中で最も大きい花が咲くということで、原種ながら園芸品種のように見えます。
ハマギク属というのは一種一属ということで、独自の日本固有種です。
江戸時代初期から園芸栽培もされていたそうです。
多年草で古くなると茎が木質化します。
茨城県で絶滅危惧2類
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】