クマツヅラ (クマツヅラ科クマツヅラ属)【熊葛】
(学名: Verbena officinalis)
馬鞭草(バベンソウ)の別名をもつように、枝分かれした鞭のように細長い茎がひょろひょろと伸び、先端に小さな花序をつけます。
全国に分布する雑草で、西洋でも西洋でも古来から薬草として使われてきたようです。
クマツヅラに代表される「クマツヅラ科」は、以前は「ムラサキシキブ」「カリガネソウ」「クサギ」「ハマゴウ」など多くの植物を含む大集団でしたが、APG分類改訂以降、日本産の植物は2種しか無くなってしまいました。
そのかわり属名の「バーベナ」の名で称される園芸品種がいくつかあります。
「ヤナギハナガサ」なども、園芸由来の同属帰化植物です。