シキミ (マツブサ科シキミ属)【樒】
(学名:Illicium anisatum)
仏事に供えられる伝統があるのでお寺や墓地に植えられていることが多いですが、東北南部以西の全国に自生します。
神道行事でも、近畿地方などでは榊の代わりに使われるようです。
モチノキなどにも似た厚手でしっかりした常緑の葉ですが、やや波打ったようによれています。
また、薄いクリーム色の花弁もちょっとマンサク類のようにねじれています。
この木は全草有毒で、特に種は猛毒ということで死亡に至る虞れがあり、毒物及び劇物取締法により劇物指定されています。
強い毒性のある実