セイタカナミキソウ (シソ科タツナミソウ属)
(Scutellaria barbata)
「タツナミソウ」の仲間ですが、名の通り、けっこう背が高く伸びるようです。
中国で薬草として使われる植物で、東アジアから東南アジア、ヒマラヤ周辺に分布しています。
国内では、1993年に熊本市の江津湖で発見され、周辺で徐々に分布が拡大しているようです。
何処からどうやって移入してきたか不明ですが、帰化植物として要注意観察を必要とするようです。
在来種の「ナミキソウ」に似ていますが、名前の通り背が高く立ち上がります。
タツナミソウ類の中では大柄で見栄えがするので、園芸用に拡大するかもしれません。