アオギリ (APG:アオイ科アオギリ属)(旧アオギリ科)【青桐、梧桐】
(Firmiana simplex)
緑の樹皮が独特で、掌状の葉も特徴的です。
また、面白いのは秋に生る実で、まるで葉の縁に豆がくっついたような形で種を飛ばす仕組みになっています。
「桐」としての木材は「桐箪笥」のようにいろいろに使われますが、種は戦時中にはコーヒーの代用品にされたそうです。
アオギリの実が、茶色く枯れてきてました。
舟形の殻のへりに種をつけて、どこかへ旅立とうというわけですね。
葉がすっかり落ちて、枯れた実だけが落ち残っていました。