マムシグサ

マムシグサ  (サトイモ科テンナンショウ属)【蝮草】
Arisaema serratum

マムシグサ

2022/05/04 高水山

全国の山地に普通に生え、この手のテンナンショウ属の中でもポピュラーな種類です。

「マムシ」の名前は茎(偽茎)にある茶色いまだら模様から来ています。

小葉が7個から15個つくのですごく茂っている感じがしますが、実際には葉は2枚です。

花茎は葉よりも高く伸び、花の仏炎苞は紫色に近くなりますが、東京周辺の山では緑色のものが多く、「アオマムシグサ」、「カントウマムシグサ」と呼ばれます。

花が終り苞が落ちるとトウモロコシのような形の果実をつけ、秋には赤くなります。

全草有毒で、シュウ酸カルシウムやサポニンなどを含みます。

マムシグサ

2023/05/21 上高地

マムシグサ

2022/05/04 高水山


名前も名前だが、現物も不気味な「マムシグサ」。
仲間の「ウラシマソウ」に比べれば不気味さの度合いは低いし、この黄緑色の「アオマムシグサ」または「カントウマムシグサ」は、苞が茶紫のものより可愛いし爽やか感があるが、茎のまだら模様は、やっぱりマムシだった。

三頭山 (2014.6)

三頭山 (2014.6)

三頭山 (2014.6)

三頭山 (2014.6)

高さ20cmほどのミニサイズで可愛い 2018/04 三頭山

2016/06 御坂山地・黒岳

2016/06 御坂山地・黒岳

2016/06  御坂山地・黒岳

2016/06 御坂山地・黒岳

マムシグサ

2019/04 神代植物公園


青い実  2015/08 御岳山

青い実  2015/08 御岳山

2016/08 御岳山

2016/08 御岳山

マムシグサ

2017/10 三頭山


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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