イワアカバナ (アカバナ科アカバナ属)【岩赤花】
(Epilobium amurense subsp. cephalostigma)
アカバナ属の花も意外と種類があり、日本に12種といわれています。
その中で、花の雌しべ柱頭が球状なのがイワアカバナと母種の「ケゴンアカバナ」で、普通の「アカバナ」などは柱頭が棍棒型です。
全国の山地の渓流沿いなどに生え、茎には稜があり稜に沿って毛が生えています。
他の同属と同様、花の終わった花柄がそのまま果実になります。
花の色は白っぽいものから濃い色までいろいろですが、稀に全くの白花があり、「シロバナイワアカバナ」として品種分けする場合があります。