カワラナデシコ (ナデシコ科ナデシコ属)【河原撫子】
(Dianthus superbus var. longicalycinus)
いわゆる「ヤマトナデシコ」というくらいで、日本古来から親しまれてきた花です。
江戸時代に流行した古典園芸種のひとつでもあるのですが、意外なことに、県によっては絶滅危惧種となっているところがあります。
(東京都、埼玉県で絶滅危惧II類)
野生のものが分布する、日当たりの良い野原が少なくなり、そのような場所は外来種に押されているのかもしれません。
「秋の七草」のひとつですが、実際には6月ごろから咲き始めるようです。
高山型の変種に「タカネナデシコ」があります。