ヒルムシロ（ヒルムシロ科ヒルムシロ属）【蛭筵】
（Potamogeton distinctus）
2023/09/28 長池公園（栽培）
池や沼、水路などに楕円形の浮葉を水面に浮かせる水草です。
地下茎が水底の泥の中に横に這い、水中に茎を伸ばします。
葉腋から出た長い柄の先端に棒状の花穂をつけます。
ヒルムシロ属は似たような同類がいろいろ多くあり、それらの総称としても「ヒルムシロ」と呼ばれます。
「スミレ」の名前のような感じですね。
長池公園のヒルムシロは、外来魚駆除などのため池のかいぼりを行ったところ、2020年に突如現れたそうです。
かいぼりにより、池の底の泥土の中で長く眠っていた種子たちが目覚めたということのようです。
東京都：絶滅危惧ⅠA類(CR)
「フトヒルムシロ」は、酸性の水質の池に生える大型のものです。
