ヤマオダマキ （キンポウゲ科オダマキ属）【山苧環】
（Aquilegia buergeriana）
2016/06 御坂山地
嫋やかな独特の存在感で、山の林下の草原やヤブ脇に咲いています。
園芸品のオダマキよりも渋い雰囲気で、いかにも和花という感じがします。
5枚の紫褐色の萼片が花びらのように開き、内側にうす黄色の5枚の花弁が筒型につき、後ろに紫褐色の距が5本突き出します。
この距が内側に強く巻き込んだものを「オオヤマオダマキ」として区分する場合もあります。
また、中部山岳では全体が薄黄色の「キバナノヤマオダマキ」の方が多く見かけるようですが、この茶系のヤマオダマキとも種類としては区分しない考えもあるようです。
高山植物として近縁の「ミヤマオダマキ」があります。
2016/06 御坂山地
2016/06 御坂山地
2016/06 玉原高原
2018/06 三頭山
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2023/07/19 奥日光
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蕾 2022/07/07 富士山 alt:2000m
